鍛冶屋の日々– category –
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人の手から生まれる鉄のお皿。
鉄のお皿。1000回叩いたお皿。鍛冶屋の仕事は鍛造。(鉄を叩くこと)よく鉄を鍛えるなんて言われたりしますがなぜ叩くのかと言うとやっぱり美しくなるからなんですよね。叩くことによって強くもなります。強度的にも、錆などの経年劣化にも強くなります... -
サスティナブル
農具には直して使う文化があります。写真の矢印の部分は直した跡です。先日お客さんが直して欲しいと持ってきた鍬ですがすでに前に直した跡がありました。刃先が削れたら直す。道具を大切に使う。これは素敵なことだと思う。持続可能(サスティナブル)環境... -
鉄の生きる形。
鉄の生きる形はなんだと思いますか?鉄単体もしくはメインにするなら・・人の意思少なめで作った偶然の面は圧倒的だっ!まぁどういう面にするかでも変わってくるんだけれども・・面と線。何かの引き立て役なら線。机の足なんかがわかりやすくて木の板に鉄... -
ハンドメイドルアー
23歳で鍛治屋の仕事を始めて・・仕事を始めた頃にバスフィッシングも始めました。始めた頃は楽しくて朝の3時半に釣り始めて夜の19時まで釣りをするとかおかしなことをしてたんですが・・大人になったというかそこまですることは無くなったんですがバス... -
宙の礫(一輪挿しキーホルダー)
宙の礫-ソラノツブテ(一輪挿しキーホルダー)鉄を鍛造して溶かして肌がいい感じになったものをシリコンで型取り樹脂成形しました。 そしてサフを塗ってペーパーがけを3、4回繰り返します。繰り返す理由は表面が綺麗になるからなんですがこれがとても大事で大変... -
均衡。
鍛造した鉄の枠で製作した一輪挿し。ものづくりをしていると避けては通れない比率。比率にこだわってなるべくシンプルに作りました。人は何を見て美しいと思ったりいいと思ったりするんでしょうね・・。人生とは?の問いと同じような気がしますが特定の誰... -
試作。
暑くなってきました。鉄の販売できる商品試作をしている。写真のものは全部ボツ。全体の形はこのままなんだけど細かい部分が思った形になかなかならない。シンプルなものほど作るのが難しい。歳をとると味覚も好きなものも変わってきてるんですが・・今は... -
答えを探してる。
何年か前に横浜で会ったlawless lureの沖本さん。沖本さんの作るルアーと鉄を合わせたオブジェ。ハンドメイドルアーは道具として評価されがちなんですがデザインや製作者の想い情熱や技術はものすごいです。ルアー(道具)ではない価値として鉄を合わせて何... -
文化財、級のものらしいけど。
文化財、級のものらしいけどなんなのか詳しく聞くのを忘れちゃった。門についてる細工部分?写真左側のものと同じものの製作依頼で製作いたしました。大きく切って少しづつ削っていきました。1ミリの誤差もない精度です。手で削っていったんですがそこそ... -
デザフェスに出ます。
2024年11月16、17日の二日間東京ビッグサイトにてデザインフェスタ vol.60に参加することになりました。さて・・何を出そうかなと考えてたんですが自分が楽しみながら製作した自分がいいと思うものを出品予定です。鉄の一輪挿しとその鉄の一輪挿しをシリコ...