命の恩人スティーブ・ジョブズ

寒風山
2022年
一年ぐらい前
僕は死にかけた

雪山に行きたいなと思っていた
衝動的に・・

ちょうど兄が
たまに山に登っていたから
相談したら行ってみる?ってことで
愛媛県の寒風山へ~

レッツゴー!

山の登り口で・・
Amazonで買った
安物のアイゼンを
(足につけるトゲトゲのやつ)
ワークマンで買った
企業努力の結晶に
(めちゃくちゃ安い半防水?靴)
取り付ける・・

数名山登りをする方と
軽く言葉を交わしながら
なぜか山登り初心者とばれないように
今日はいつもより
登りやすそうですね~
なんて言いながら会釈した

僕は山登りド素人で
兄はたまに登るぐらいの素人

まじやばい二人組w

この日は天気が良く
最高の山登り日和・・
っぽかった。

寒風山は初心者でも
登りやすそうな山で
雪も少なく
気持ちよく登頂
で・・早く登れたら
隣の山の笹ヶ峰に行って
帰ろうと話していたんだけれども
大体10キロぐらいの道のりで
行けないことはないかなと
思っていたところ
登頂して気持ちよくなって
へいへい行こうぜ~
みたいなテンションに
なってしまって
寒風山から笹ヶ峰の縦走が
決まった・・

途中道がわからなくなる・・
なぜかというと
積雪が多くなる
道が消えたw
誰かが通った足跡がないw

えー・・と
これ合ってる?
え・・こっち・・
あっそっちやばい行ったら落ちる
ちょっと落ち着こう・・
道順はこっちだよっていう
目印のピンク色のテープが
木に巻いてある
それを探しながら
ゆっくり笹ヶ峰に・・

全然進まない・・
なぜかというと
積雪がそこそこあって
天気がいいから
雪の上を歩いていると
落とし穴の様に
少し歩いて、ずぼって
雪に埋もれる・・
たくさんの笹の上に
雪が積もっているような感じで
人も通ってないから
地面が固められてない・・
いよいよ体半分雪に
埋もれるようになってきた

全く前に進まない・・

時計を見ると
夕方が迫っていた・・

引き返せない距離
すすんでしまった・・

これやばいな・・と
兄と話しながら
それでもまだ
どうにかなるだろうと
思っていたけど・・
全然笹ヶ峰につかないw

企業努力の結晶は
ローカットの靴だった
靴の中に雪が入りまくってる
脚の感覚がなくなってきた・・

夕方なんとか笹ヶ峰に
到着した・・

降りる道がわからない
爆風で体温が下がってきた
でも大丈夫だ
ヤマップがある

ヤマップは
スマホの電波がなくてもGPSで
割と正確な道を教えてくれる
登山者最強アプリ・・らしい

それを頼りにしていたら
兄のスマホが寒すぎて
電源が落ちる・・

・・・

・・・・

こうやって
人は遭難するんだな
アーメン。

僕のスマホは・・

ヘイsiri!

siri)はい

siri-----!
大好きだ!

siri)またまた・・
照れてしまいます

iPhone・・が
生きてるー

僕はスティーブジョブズが好きだ
マイクロソフトとアップルの
オープンとクローズの戦いなんて
しびれちゃう

もし今日
人生最後だとしたら

私は今日
やろうとしたことを

本当に
やりたいだろうか


でました
ジョブズの名言・・。

スティーブ・ジョブズは好きだけど
同じ製品をそろえないと不便な
クローズ戦略に抵抗があって
iPhoneを使って
こなかったんだけれども
パソコンをMacbookproに
変える決心がついて
スマホも2か月前に
iPhoneに変えた・・

えっここでそれが
生きてくる?

iPhoneが
寒くても生きてる
ヤマップ、アプリを使用して
ナビ復活、道順がわかる

イヤァァァァウ!

些細なことで
命拾いすることがある・・
これは人生の教訓になった

ドラクエと
ファイナルファンタジーの
レベルアップの音が
同時に聞こえてきた
確実にレベルアップした

安堵感半端なし!

こういう時に
事故って起こる気がする
気を緩めずに下りよう・・
途中兄の
アイゼンの鎖が切れる・・
安物を買うとこうなる
いろいろ、ほんとに
ぎりぎりやばい登山w

下山したら
もうあたりは真っ暗
固い地面が
こんなにありがたいとは
車に乗って帰宅途中
安心したからなのか
急に吐き気が・・

車の中で
吐きかけて兄が叫んだ

俺の車で
やめろーっ!

ギリ耐えた
そしてトイレで吐いた・・

吐いたらお腹がすいて
ラーメン大盛食ってしまったw

それとなぜか帰宅して
上半身裸で外にでたら
全然寒くないw

強くなってるw

ありがとう

笹ヶ峰

なんかほんとに
心に残る一日で
ブログに書いてみました
1年近くたっても
鮮明に記憶が残ってる
不思議なんですが
こんな怖い思いをしたのに
帰宅するとまた
山に登りたくなってるw
山に、はまる人の気持ちが
登ってみたらわかりますね

結局僕は
この日から全く登山は
してないですが
兄はわりと登ってるっぽい

兄の会社の同僚が
山を一日何十キロって走ったり
富士山をゼロ合目から
登るような人らしく
おかしいな・・w

山登りする人は
見た目が普通の人が
多い印象で
それなのにとんでもない
ことするギャップがすごいw

逆ギャップ萌え。

長くなったから
そろそろ閉めよう・・

山は無情だ
だけど誰にでも平等だ
男も女も
地位も名誉も
お金があってもなくても
誰にでも厳しい
そして優しいんだな~

鍛冶職人・惇平