オール鍛造火造り。
蓮をイメージした
ロートアイアン
ステンドグラス台です。
ラフスケッチ上と
立体感のある実物では
どうしても誤差が出ます。
その誤差が1センチでも
大きく見え方が変わることがあります。
変わらないものもありますが
今回は変わる可能性があったので
使用するステンドグラスの
実寸の紙を送っていただき
それにあわせて
バランスをとっていきました。
ロートアイアンだからできること
火造りだからできることを・・。
土台を支えるツイストバー。
下のほうは少し荒く丸に鍛造して
上のほうは平に叩いてます。
それをネジって曲線を描きます。
ワンポイントで一本だけ使用。
台にはライトの線が通る穴と
転倒防止のボルトが取り付けられるよう
穴をあけています。
他の物も置けるよう取り外し可能に。
蓮の葉は
わざとらしい作り物に
ならないように心がけ
何度も作り替えました。
ステンドグラスを置かない見え方と
置いた時の見え方。
右向きに置くか、左向きに置くか。
一番きれいな見え方はどこか。
つながってない土台の線と
後ろの線・・。
ステンドグラスを置いて
空白を消す。
初めてつながる隠れ線。
うれしいご連絡をいただきましたが
本当に答えがわかるのは数年後。
楽しいお仕事
ありがとうございました。
鍛冶職人・惇平
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